三田市文化協会 HP 会長メッセージ

    「文化のパワーで活気ある街つくりを!」

                     三田市文化協会会長 山口武宏

早いもので令和元年4月に会長を引き受けて3年が経過し4年目に入りました

。令和2年2月から始まった予期せぬコロナ禍で令和2年9月に文化協会発足

50周年記念行事として陳允陸先生の水墨画作品展と講演会を開催し、また森

市長にご出席頂いて思い出に残る50周年記念式典を開催することが出来まし

た。

コロナの問題が発生して3年目になりますがまだ完全に終息しておらず、気を

緩めることは出来ません。コロナ禍における文化活動は制限され苦しい日々が

続きました。しかしこんな時だからこそ文化の力で社会を明るくすることが出

来ると信じています。

文化は不要不急なものとして軽視されるべきものではなく社会に必要不可欠な

ものであり人が生きていくため大切な栄養素であり血液であると考えます。

文化協会は三田の文化を担うアマチュア37団体約3千人の集まりですがコロ

ナ禍と高齢化のなかで次代に繋ぐ継続した文化活動が出来ることを心から願っ

ております。

さて令和元年12月から開始された三田市文化ビジョン検討委員会は私も入っ

た11名のメンバーで検討され令和4年4月に基本的な方針が完成、三田市の

第5次総合計画に組み込まれ今後は三田市・郷の音ホール指定管理者・市民団

体の協働による具体化が急がれます。

発足して52年が経過した文化協会はいま文化協会のあるべき姿を見直す時期

に来ております。永く文化協会の主催で開催されてきた市民文化祭は令和3年

から郷の音ホール指定管理者の主催に変更されましたが、市民誰でも参加でき

る市民に親しみのある市民文化祭に成長していくことを願っています。

文化協会は質の高い舞台発表と展示発表に努め主催者の郷の音ホール指定管理

者に協力していく所存です。